そもそも断熱とは?

家を断熱する意味

    

・これまでの住宅から今の住宅・

    

断熱とは読んで字のごとく「熱」を「断つ」と言う事です。家において断熱とは、家の外の温度に影響を受けず 家の中の温度を外に出さないと言う事です。今から50年程前、家を断熱するという考え方は有りませんでした。皆さんの実家はいかがだったでしょうか?おそらく木造建築で有ったなら土壁もしくは板張りの家では無いでしょうか。その壁には断熱材は施されていないでしょう。そもそも日本の住宅は「夏をもって良しとすべし」という考えから作られたのです。冬は厚着をして囲炉裏などで暖をとり我慢をすると言う形でした。しかし近年、経済の発展により快適な住環境の充実思考のもと、質の向上を大切にする傾向に移行しました。これは家電製品(冷蔵庫・冷暖房設備等)の普及によりエネルギー消費量の半分近くを消費するように成ったのです。又、1970年代の石油ショックにより建築物にも省エネルギー化が求められる様に成り、住宅の断熱化が必要に成ったのです。では家を断熱するとどのような事が有るのでしょうか。簡単に言えば住宅を「夏涼しく・冬暖かい」住まいを実現できるという事です。もっと言えば、死亡原因上位の風呂場・トイレでのヒートショックの軽減・光熱費の削減と言った住環境・家計に優しい住まいの実現が可能に成るのです。これにより今の住宅には様々な断熱が施されています。様々な断熱材を簡単にご紹介します。